インプラントのススメ…長生きと美容のために

インプラント今昔

インプラントの起源と現在

古代から、中国やエジプト、ギリシャなどでも、石や貝殻、骨などで抜けた歯の代用が試みられてきましたが、1952年、スウェーデンの科学者ブローネマルク博士がチタンと骨の結合性を発見、近代インプラント治療は飛躍的に発展してきました。博士はこれを「オッセオインテグレーション(「骨の結合」の意)」と命名し、人工歯根として利用する治療法を研究。人体への悪影響がないことを証明し、1965年に初めて純チタン製インプラントの臨床が行われました。そのときの患者さんのインプラントは今でも正常に機能しており、それ以来さまざまなインプラントが研究、臨床応用されてきました。

現在インプラントの技術はさらに進歩し続けており、老若男女多くの人がインプラントによって「自分の歯」を再生しています。純チタンやチタン合金によるインプラントが主流ですが、骨とのより強固な結合を可能にするため、酸処理やプラズマ溶射といった各種処理が施されています。また長さや太さ、形状など様々なインプラントも新たに研究され、多くの症例に適するよう開発・製造されています。